浴槽の選び方
浴槽の素材の違い|FRP・人工大理石・ステンレス・ホーロー・木・石
この記事でわかること
- 浴槽の主な素材7つの特徴
- 素材を選ぶ順番
- 天然石が向いている人
浴槽を選ぶとき、色や形より先に決まるのが素材です。素材によって、手入れの手間、重さ、肌ざわり、費用が大きく変わります。
素材ごとの特徴
| 素材 | 特徴 | 気をつけたい点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| FRP | 樹脂をガラス繊維で強くした素材。軽く、ユニットバスで広く使われている | 傷や色あせが出ることがある | 費用を抑えたい |
| 人工大理石 | 樹脂で大理石のような見た目に仕上げた素材。つややかで手入れしやすい | 樹脂の種類で性能が違う。傷や変色に注意(くわしく) | 手入れのしやすさと見た目を両立したい |
| ステンレス | 金属の浴槽。丈夫で汚れが落ちやすい | 見た目が無機質に感じる人もいる | 丈夫さと手入れのしやすさを優先したい |
| ホーロー | 金属の表面にガラス質を焼きつけた素材。つややかで保温性がよいとされる | 強い衝撃で表面が欠けることがある。重め | 質感と保温を重視したい |
| 木(檜など) | 香りと肌ざわり。軽い | 毎日乾かす手入れが要る。いずれ傷む(くわしく) | 香りと木のぬくもりを楽しみたい |
| 焼き物(信楽焼・陶器) | 焼き物の色と艶。比較的手入れが楽 | 強い衝撃で割れることがある | 焼き物の風合いが好き |
| 天然石 | 原石から削り出す一点物。長く使える | とても重く、費用も高い。置ける場所が限られる | ここにしかない一台がほしい |
特徴は一般的な傾向です。同じ素材でも、製品によって性能や手入れの方法は違います。選ぶときは、各メーカーの説明を確かめてください。
素材を選ぶ順番
1. 置き場所で絞る
ユニットバスの入れ替えなら、FRP・人工大理石・ステンレス・ホーローの中から選ぶのが一般的です。木・焼き物・石は、在来の浴室や露天風呂で選ばれます。重い素材は、置ける場所が限られます(置く場所の一覧)。
2. 予算で絞る
本体の価格に加えて、工事の費用も素材によって変わります。重い浴槽ほど、据え付けや床の補強に費用がかかります。
3. 手入れの手間で決める
毎日どのくらい手間をかけられるかで、最後に絞ります。木は乾かす手間がかかり、樹脂や金属、焼き物、石は比較的楽です。
天然石が向いている人
多くの家庭では、FRPや人工大理石で十分です。天然石を考えるのは、置き場所と予算に余裕があり、長く使える一点物がほしい方、または宿や別荘で「この風呂に入りたい」と思ってもらえる浴室をつくりたい方です。木や焼き物との違いは檜・信楽焼・天然石の比べ方をご覧ください。
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